
ハノイ代表する食文化である鍋、ベトナム人にとって鍋料理は冬だけでなく年中楽しめるメニューの一つであり、ローカル飲み会に行くと 必ずと言っていいほど鍋料理(〆はインスタント麺)が出てきます。
本日はそんなベトナムの伝統的な鍋料理が楽しめる、1946(モッチンボンサウ)についてご紹介。

お店で使用されている食器や鍋は1946年当時のものが再現しており(バッチャン焼きなのかな?)、ベトナムの伝統的な空間で食事を頂くことができます。
メニュー紹介
鶏肉や魚の唐揚げなど色んなベトナム郷土料理が楽しめるようですが、いつも夫婦で行くので頼めるメニュー数も限られてしまい・・・だいたいサラダと田かに鍋を食べたらお腹いっぱいです。
サラダは、干し海老のマンゴーサラダ(Green mango salad with dried shrimp)か、バナナの花と牛肉のサラダ(Green Banana Flower salad with beef marinate)がオススメ。個人的には干し海老のマンゴーサラダの方が好みかな。

田かに鍋(Field crab hotpot)はMサイズとLサイズがありますが、3人以上ならLサイズでいいと思います。今回2人でLサイズを頼みましたが、最後の方はお腹いっぱいでほぼ修業でした。

先ず到着したのは、バナナの花と牛肉のサラダ。最初に断っておくと、こちらの店で出されるサラダはパクチーやヌクマムなどベトナムオーラ全開の味付けです。好みが分かれそうですが、なかなか日本で味わえないメニューなので挑戦してみて下さい!!

そして、こちらが田かに鍋セット。鍋が茶釜のような形で伝統的な雰囲気、コンロも固形燃料を使用していてローカルスタイルが味わえます。

鍋がグツグツしてきたら田かにエキスたっぷりのペーストを溶かしながら厚揚げやバナナの葉など具材を投入。店員さんが全てやってくれるので楽ちんです。

待つこと5分。ブン(ベトナム伝統の米粉の麺)を器に取り分け、スープや具材を注いだら完成です。バナナの葉がシャキシャキの食感で新しく、田かにエキスが染み出した濃厚トマトスープがブンによく合います。
濃厚だけど酸味があるのでさっぱりした味わい、クセになるのでハノイに来たら試してみて下さい。
店舗住所

1946(モッチンボンサウ)はハノイに4店舗あるようですが、今回利用したのはバーディン区クアバックの1号店。

道路から路地裏をしばらく進むと現れる、黄色い建物がそれです。

少しでも参考になればうれしいです。