ベトナムは日本に比べて水道水の品質が低いため、生活やシャワーに使う水には神経を使います。
我が家では日本から浄水シャワーヘッドを持ってきて対策してきましたが、持参したフィルターの在庫が切れ、コロナ禍により日本からの調達もできない状況。
満を持して代替品の設置に踏み切りましたので、今回はハノイ域内で購入→設置ができる浄水シャワーヘッドやキッチン浄水器をご紹介。
ベトナムの水道事情
ベトナムの水道水は不純物が多く水質が良好とは言えないため、地元の人でもそのまま飲むことはありません。
浄水場の管理は年々改善されているようですが、家庭に供給する際の排水管や貯水タンクのサビ・汚れ・劣化が水質悪化の要因となっているようです。
また地域によって差は有りますが、塩素は日本の10倍もの量が検出されているとの情報も有り、飲料用としては市販の軟水(LaVieなど)を使います。
浄水シャワーヘッド

今回設置したのはTORAYのトレビ―ノ(RS52-WG-EG)というモデル。こちらお風呂のシャワーヘッドに簡単に取り付けできるタイプで、ハノイでは野菜やお肉などの食料品通販(デリバリー)をしている「しゅん」を通して購入できます。シャワーの際に水道水に含まれる塩素などを除去してくれるため、髪のごわつきや肌荒れを軽減することが期待できるとのこと。
実際に使ってみると、たしかに頭皮の乾燥やかゆみが軽減された(ような気がします)。まぁ男性は髪が短いので効果を感じにくいかもしれませんが、嫁は満足している様子。敏感肌の方や小さなお子様がいる方は検討してみるのもアリですね。
ヘッド部には原水と浄水を切り替えるスイッチがあるため、お風呂掃除の際は原水に切り替えるなどフィルター寿命を延ばすための構造が施されているのも嬉しいポイント。替えのフィルターはメーカーサイトを見ると5ヵ月が交換目安のようですが、ハノイは水質がそこまでよくない事から3~4ヵ月ほどを目安に交換していこうと思います。

水道の水質は居住地区によっても異なるため、交換時期の目安は「しゅん」のスタッフ(日本語可)に相談すると教えてくれます。
キッチン浄水器
我が家では2年ぐらい前から「しゅん」の浄水器も設置しているので、そちらも併せてご紹介。
ベトナムではコーヒーを淹れたりお米を研いだりはウォーターサーバーの水を使いますが、野菜をどの水で洗うかが意見の分かれるところ。海外生活なので神経質になり過ぎないようにしてますが、食材なので安心な水で洗いたいです。


「しゅん」で取り扱いの浄水器は台所のシンク下に浄水タンクを取り付け、逆浸透膜(RO)というフィルターで、大腸菌・ウィルス・ヒ素などの有害物質を除去してくれるそうです。
ハノイの硬水も軟水になるとのことで、赤ちゃんのミルクも作れて安心です。
月々のリース契約となりますが、定期的な水質チェックやフィルター交換(無料)などアフターフォローも充実。シンク下がすっきりする小型タイプ(同スペック)もあるようです。
お友達紹介キャンペーン(紹介者と契約者のリース料金が1ヵ月無料)があり、契約済みの方に相談するのがお得です。
少しでも参考になればうれしいです。